こんにちは、saiです。
突然ですが、サラリーマンとして働いている皆さんは次のような経験をしたことがありますか?

「上司や先輩って会社という組織にいる以上、絶対に存在するんだよなぁ…。これまでいろいろな上司、先輩と一緒に仕事してきたけど、なかなか自分が理想とする上司に会えたことがない…。
そもそも、みんなが思い描く理想の上司像ってどんな特徴の人なの?
理想の上司に会ったことがない僕に理想の上司像を教えてください。」
上記の通り、高校や大学を卒業して企業に就職したほとんどの人は必然的に上司や先輩ができます。
これは就職という道を選んだ以上、逃れられないし、サラリーマンとして生きていくなら退職するまで付きまとうことでもあります。
サラリーマンとして生きていく以上、切っても切れない上司という存在ですが、皆さんは理想の上司にこれまでであったことがありますか?
正直な話、僕は理想の上司に会ったことありません。
「理想の上司なんて言うのは絶滅危惧種…。
追い求めるほうがナンセンスじゃないかって思う…」
上記のように僕と同じように考えている人は多いはず。
ということで、本日の記事では10年超もサラリーマンとして働いてきた僕の実体験を元に僕の独断と偏見で「理想の上司像とはどんな特徴の人なのか?」についてご紹介していこうと思います。
ちなみに理想の上司とは縁遠く、今の職場にいるのが辛い…って人はこちらの「【改善策なし】サラリーマンあるある!ギスギスした職場の雰囲気や特徴【さっさと辞めたい…】」も参考にしてみてください。
もしかしたら解決策が見つかるかもです。


理想の上司像ってどんな人?その特徴とは?【現役サラリーマンが本音で解説】


それでは早速上司から好かれる部下の特徴について見ていきましょう
結論としては下記の通りです。
まずは一覧をどうぞ。
理想の上司像ってどんな人?特徴11選
- ミスしても許してくれる
- 仕事以外のことでも相談に乗ってくれる
- 困っているのでなんとかしてくれる
- 悪しき風習をなくしてくれる
- たまに厳しいことも言う
- ある程度任せてくれる
- 心に余裕がある
- ちゃんと見てくれている
- 表向きには公平
- 指示が明確でわかりやすい
- 上司自身も成長している
ちなみに全部兼ね備えているスーパーな上司は世界を見渡しても多くはいないはず。
なのでどれか一つだけでも該当する特徴があれば、理想の上司像がどんな人なのかイメージしやすいかも。
それでは僕の経験を含めて一つずつ解説していきます。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その1】ミスしても許してくれる


一つ目は「ミスしても許容してくれる」です。
人間なんてミスして当然ですからね。
部下のミスぐらいある程度許容するのがいい上司かなって思っていますが、少しのミスでも激怒してくる人もいたりします。
僕自身、昔は重大なミスからケアレスミスまでありとあらゆるミスをしてきたミス人間です。
そのたびに上司や先輩からは何度も怒られた苦い記憶があります。
でも、簡単なミスで怒られてるこっち側の心境としては、、、
「確かにミスした自分が悪いのはわかっているけど、そんなに激怒されるほどでもねぇぞ」
「うるせぇからさっさと終わってくれねぇかなぁ…」
って感じですね。
おそらく皆さんもこんな経験って一度はあるはず。
多くの人はミスしたことなんて指摘すればちゃんとわかるし、再発防止についても考えるし、何ならちゃんと反省もしてる。
それにもかかわらず、一つのミスで鬼の首でも取ったかのように理不尽に何時間も詰めてくる上司や先輩がいるならそれはもはやパワハラじゃないかなって思いますね。
ミスを許容できる上司が理想
僕だけじゃないと思いますが「理想の上司像ってどんな人?」って聞かれたら次のようなイメージがあります。
- ミスしたこと自体はしっかりと指摘する
- 指摘はするけど、割と寛容だったりする
皆さんが思い描く、理想の上司像って上記のようにどこか寛容だったり許容する姿勢がある人かなと。
部下の成長を促せない上司は淘汰される
冒頭でも書いた通り、ミスなんて人間なら誰しもあります。
ミスをある程度許容してくれる上司でないと、部下は委縮してしまいます。
部下が安心して働ける職場環境を作れない上司だと部下の成長を阻害してしまう危険性がるので、シンプルに害悪かなと。
失敗を学びの機会として捉えられない
これからの時代、上記のように失敗を学びの機会として取られられない上司は、確実に時代取り残されそう…。
逆に言うと若手の人は、こういった上司のいない職場はさっさと逃げ出した方が吉かなと。
なので結論としては部下がミスを恐れずチャレンジでき、そして成長しやすい職場環境づくりができる上司や先輩が理想じゃないかなと。
これができるようになってくれば、周りとの信頼関係も自然と築かれていくはず。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その2】仕事以外のことでも相談に乗ってくれる


二つ目は「仕事以外のことでも相談に乗ってくれる」です。
これには賛否があるかもですが、僕は仕事以外のことでも気軽に相談できる上司や先輩が好きですね。
人生100年時代の今、仕事だけに生きるのは得策なのか?
今は人生100年時代。
そんな長い人生においてどんな仕事をするのかはもちろん重要ですが、重要なことはそれだけじゃないはず。
自分の親や子どもはもちろん、何を食べ、どこに行き、何をするか?
自分の好きなことや夢中になれることは何か?
僕らが考えるべきことは仕事以外にもかなり多くあります。
「人生=仕事」では視野が狭すぎる…
しかし、サラリーマンをしていると1日の大部分が仕事で潰れる。
1日の大部分が仕事で潰れてしまうと、付き合える人の幅も自然と狭まっていきます。
付き合う人の幅が狭くなることの何が危険かっていうと、僕なりの結論としては「悩んだ時に詰む」。
生きていれば誰しも悩みの一つや二つあるのが当たり前。
そういったときって家族や友人に相談することが多いと思います。
もちろん家族や友人に相談するのが悪いわけではありません。しかし家族や友人への相談で解決しない問題もあったりするのが実際のところ。
最近ではネットで相談もできたりしますが、なんだかんだ身近で頼りになる人に相談したいってときに頼れる上司や先輩がいるとかなり心強いし、そういう人に気軽に相談ができるような環境では人生の難易度がぐっと下がる気がします。
仕事以外のことを相談できる上司や先輩は部下としては「僕がヤバくなってもいつでも相談できる」という心の支えになるし、なにより身近な年長者の声って思た以上に参考になることが多いです。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その3】困っているのでなんとかしてくれる


三つ目は「困っているときには何とかしてくれる」です。
やっぱり困っているときに助けてくれる人はシンプルに信頼できるし、尊敬できますよね。
僕としても理想の上司像だったりします。
実際、僕の周りでも困った時に助けてくれる姿勢を見せてくれる上司だと「自分は大切にされている」と感じるっていう声が多かったような気がします。
上司が味方でいてくれるとシンプルに安心する
サラリーマンの人ならわかると思いますが、会社っていろんな人がいます。
中には同じ会社なのに足の引っ張り合いをしている人たちもいるぐらい。
こんな状況で万が一「悪いこともしていないのに急に自分に敵意が向いた」となると、全く仕事に集中できなかったりします。
しかしこういった「上司が敵」みたいな構図は割とあったりしますよね。
逆に「上司が自分の味方」というのがわかりやすいと部下からの忠誠心は高まるし、それが結果的に仕事への意欲やモチベーション向上にもつながり業務が捗ったりします。
味方になってくれない上司がいると、若手の退職が進む
今の若手たちは「上司の守ってくれる姿勢」が感じられないとすぐに退職っていう選択肢になります。
色々な企業が優秀な人材獲得に力を入れている結果、雇用の流動化が進み、昔のように「嫌な上司の理不尽」に付き合わなくても生きていけると誰もがわかっている。
なので若手が定着しにくい職場ではもしかしたら、こういった姿勢が上司や先輩に足りていない可能性があるかも。
もし、今こういった現状で困っているって人は本当に転職を検討してもいいかも。
なぜなら上司は自分で選べないですから。
もし八方塞がりな状況で退職が少しでも選択肢に上がっている人は真剣に考えた方が良いかもですね。
身体だけでなく、心まで壊れてしまってからでは遅い。
ちなみに以前「【厳選】今の仕事で少しでも「うざいなぁ…」と思ったことがある人が検討するべき転職エージェント3選」っていう記事を書きました。是非参考にしてみてください。


嫌で理不尽な上司のもとでスキルも経験も身につかず、時間を浪費しても将来誰も責任を取ってくれないですからね。
転職をおすすめしていると「転職が失敗しても誰も責任を取ってくれない」ってよく言われますが、今行動せず、5年後、10年後に後悔するのが確実になるような人生を僕としては逆におすすめできないです。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その4】悪しき風習をなくしてくれる


四つ目は「悪しき風習をなくしてくれる」です。
どんな職場にも不合理なルールや古い慣習ってあったりしますよね。
僕自身、こういった悪しき習慣にはかなり悩まされた経験があります。
例えば、意味のなさそうな書類を延々と書かされたり、誰一人望んでいない飲み会をやったりなど。
「これって意味あるかぁ?」ってシンプルに思っていました。
こういう悪しき習慣ってどこの会社にもあると思いますが皆さんはどうですか?
代替の若手はおかしさに気付く
こういう悪しき習慣ってだいたい「これまでこのやり方でやってきたから」って感じの脳死状態で続けているケースがほとんどなんじゃないかなと。
なにか疑問を持って改善案を考える人はほとんどいなかったりします。
なぜなら日本人は世界でも特に環境の変化を嫌うと言われています。
しかし、こういった悪しき習慣がおかしいって気付くのって大体の場合が若手だったりします。
なぜなら若手は会社にいる年数が短いからその分、会社に染まっていないですからね。
だからこそおかしいなことをシンプルにおかしいと気付いてくれがちです。
こうやって会社の若手が会社の悪しき習慣に気付き、声を上げたりします。
しかし、年老いた上司や悪い意味で会社に染まっている先輩なんかは、なかなかその重い腰を動かない。
こんなときに話を聞いてくれる上司は頼りになる
理想の上司像ってどんな人?って聞かれたら「こういう時に話を聞いてくれる上司」って僕だったら答えます。
若手が悪しき習慣に対して声を上げたとしても、若手だけで改善できないのは明らか。
こんな時に親身に話を聞いてくれる上司、自ら雨後してくれる上司って言うのは部下側からするとそれだけで理想の上司像だったりします。
そして事実として、悪しき風習が改善されれば現場の業務効率が上がることがほとんど。
こうやって現場の若手の意見を取り入れながら、合理的で公平な職場環境を作ってくれる上司は部下からするとやはり理想像。
部下に丸投げして現場がうまく回ることなどほとんどないと覚えておいたほうがいいですね。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その5】たまに厳しいことも言う


五つ目は「たまに厳しいことも言う」です。
バランスよく指導してくれる上司は実のところあまりいない
どんなミスをしても決して怒らず、だれのことも憎まない仏のような上司ってたまにいますよね。
こういった人はもちろん、貴重。
ただ、少しもの足りなさを感じる人も中に入るはず。
逆に、少し前の時代のことを振り返ってみると殴ったり罵声を浴びせるなどのパワハラが横行してたこともありましたが今はネットやSNSの普及もあり、パワハラには世間からかなり厳しい目が向けらることが多くなってきています。
実際、パワハラのような行き過ぎた指導を喜ぶ人はまずいない。
そして今はパワハラ横行時代の反省もあり、実際にパワハラと告発されて面倒事に巻き込まれるのを嫌って部下に対してなにも指導しない上司が増えてきている印象。
つまり何が言いたいかって言うと、いつの時代もバランスよく指導してくれる上司って実は少ないんじゃないかなってこと。
理想像は普段は優しく、たまに厳しい上司
いつの時代もバランスよく指導してくれる上司はかなり少ない。
こうなってくると、部下側の理想像ってどんな人?という問いに対して「普段は気さくで優しいが、ミスをしたり目に余る行動をしているとしっかりと指導してくれる上司」って感じになってくるかなと。
上記のぐらいの指導であれば、部下との信頼関係を崩さずに部下の成長を促すこともできると思います。
僕自身の意見としては、自分がやらかしたミスで上司からなにも指導がないと「指導されないならテキトーでいいや」という態度になるし、ミスをミスだと気づけないまま年を取っていきそうで正直怖いなって感覚があります。
自分に落ち度があるなら、しっかりとした指導で指導再発防止に努めたいって言うのが普通の感覚かなと。
それにこんな態度でいると、後輩からすぐにそっぽ向かれるからどんどん落ち目になっていく気がしてならないですね。
やはり厳しいことを言うだけでも、甘やかすだけでも部下との信頼関係生まれにくいかなと。
部下自身も自分の落ち度で指導されるぐらいなら、「ちゃんと見てもらえてる」と感じることができるし、こういうちょっとした上下の関係性がきっかけで部下の離職の防止にも繋がったりします。
部下の早期離職って当事者たちの声を聞いていると会社や上司に将来性を感じないっていう部分が大きいらしいですから。
なので今の時代、パワハラなどの面倒事に巻き込まれるのが少し怖いって言うのはわかりますが、悪いこと悪い良いことは良いとバランスよく指導できる上司はかなり貴重かなと。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その6】ある程度任せてくれる


六つ目は「ある程度任せてくれる」です。
上司や先輩はもちろん、部下側も人間です。
部下側だって自分の考えや意見がある以上、何でもかんでも上司の指示で駒みたいに扱うのはやめた方がいいかなと。
部下を駒扱いするのはよくない
なんでもかんでも上司の指示で部下を駒のように扱ったり、仕事の進捗を監視したりするのはあまりよくない。
なぜなら、こんな扱いでは部下の成長を促せないから。
冒頭でも書いた通り、部下側も人間。
部下なりの考えや意見があるならやはり、ある程度は部下に権限を与えたほうが、自主性や責任感が育ったりするケースがよくあります。
また部下の立場からしても任されることで「信頼されている」と感じることができると、自信とやる気が高まりやすいです。
上司は「監視」じゃなく「管理」をしろ
部下の仕事が気になりすぎて「管理」じゃなく「監視」になっている上司をたまに見かけます。
こんなことをしていると、部下がノビノビ仕事ができず、窮屈で離職が早まる…。
こんな風に退職していった若手を何人も見てきた僕が言うのだからまず、間違いない。
なぜなら、僕自身も管理職になった頃は何をしていいかわからなかったので、部下に対し逐一「○○やったか?」とか「どこいくの?何時帰ってくるの?」みたいに管理ではなく、監視をしてしまっていた経験があります。
今振り返ってみても、あれはかなり失敗だったなと。
「監視」と「管理」の違いってなに?
ただ、「「監視」と「管理」の違いってなに?」って思う人も中に入るはず。
監視と管理の違いは主に次のような感じ。
管理 | 監視 |
---|---|
部下が現状何が出来ていて何が出来ていないのかを把握する 目標達成のためにどうしたらいいかを一緒に考える考える 改善を促す 必要なら一緒に行動する | 不正やミスの他ズルやさぼりなどが起こらないように見張る |
この二つを混同して勘違いしている人が多いですが「管理」は部下目線、「監視」は上司目線って言うイメージですかね。
おそらく、「監視」をする人って言うのは僕も含め、心配性な人が多いのかなと。
部下のことが心配すぎて「俺が見ていないとこいつはダメだ」って感覚が強すぎる。
こんな風に部下を監視していても、部下はシンプルに窮屈なだけ。
監視しているだけでは、「部下は自分自身で考えて行動する」ってことを覚えないから全く育たない。
心配性の人には「部下に任せる」って言うのが少し難しいかもですが、一回信頼して任せてみるのもアリだと思います。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その7】心に余裕がある


七つ目は「心に余裕がある」です。
日本のサラリーマンは心の余裕がなさすぎる…。
どんな人にも心の余裕は大事だったりしますが、自分の上司には人一倍余裕があってほしい。
ちなみに心の余裕については過去にこちらの「【心の余裕を持つには?】心の余裕がない人はまず貯金から始めた方が良い理由【結論:お金の余裕】」でその重要性をお話ししました。


心の余裕があると人にやさしくできる
実際僕も自分の周りにいる心の余裕がある上司を見てみると、だいたいの方が冷静であり、かつ柔軟に部下の対応できていると感じることが多かったりします。
部下側としてもこういった心の余裕を感じることで、安心して相談ができたりします。
僕も経験がありますが、上司が常に忙しそうにしていると業務についての相談がしたくてもできない…。って状況なってしまう。
時間的にも精神的にも余裕が全くない上司だとこんな風に敬遠されて、相談すら全くできない状況陥っていきます。
この状況で上司に相談しても「今忙しい」って感じで怒られたり、鬱陶しがられるのがオチ。
結果的に相談してもしなくても怒られる状況なので部下側としては完全に詰みですね。
上司は忙しい。部下は心細い
こんな状況は部下側からするとはっきり言って害悪でしかない。
せめて、業務の円滑化のためにも上記のような状況では「常に心の余裕を持って穏やかな上司でいてくれ」、というのが部下側の本音。
なぜなら、部下側としてはいつだって不安で心細かったりするから。
理想の上司像ってどんな人?ってなったときに「心に余裕がある上司」となるのは、社会経験が豊富な上司が「どんな時でも支えてくれる」って言う状況を望んでいる証拠だったりするのかなと。
しかし現実はなかなか厳しくて中間管理職程、責任と業務が多かったりするのが今の日本…。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その8】ちゃんと見てくれている


八つ目は「ちゃんと見てくれている」です。
これはセクハラ的な目線ではもちろんなく、「部下や後輩の努力をしっかりと認めてくれる」ということです。
数字しか見ない上司もいる
サラリーマンとして仕事をしていると、どうしても目標売上のような「成績」が付きまといます。
この成績を達成しているか、それともしていないかによって評価が分かれるっていうのは言うまでもないですよね。
そして成績はしっかりと「数字」として表される。
この「数字」をもとに僕たちサラリーマンの給料やボーナスが決まってくるわけですが、部下や後輩たちが目標を達成するためにやってる努力ってそんな簡単なものではなかったりします。
数字では見えないところを評価してくれる上司は貴重
サラリーマンとして働いていると数字には表しにくい業務も多かったりするのは事実です。
例えば、職場の雰囲気が明るいと業務効率が上がるのは良く知られていますが、そのために職場の雰囲気を盛り上げようとしてくる人がいたり、上司のご機嫌を取ってくれる人がいたりと誰しもが「数字」では表しにくい貢献をしていることって意外とあります。
しかし「数字」でしか人を評価できない上司の元ではこういったところは全くと言っていいほど見られない。
こういう成績でしか人を評価できない上司っていうのは一定数いたりするのが実際のところだったりします。
なぜなら数字で評価するのって簡単ですから。
売上成績などの数字ももちろん大切です。
しかし数字には表れにくい努力をしっかりと見て、そして評価してくれる上司はかなり貴重な存在だったりします。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その9】表向きには公平


九つ目は「表向きには公平」です。
冒頭でも説明しているとおり、上司や先輩も人間です。
人間である以上、好き嫌いがあるのはあたりまえ。
皆さんもこれぐらいは当たり前にわかっているはず。
あからさまな依怙贔屓は正直萎える…
上司にも好き嫌いがあるのは当然皆さんも分かっていると思います。
とはいえ、やはり自分自分の取り巻く環境下であからさまな態度を上司に示されると、正直萎えますよね。
例えば、業務の割り当てやプロジェクトメンバーの選出なんかは上司の好き嫌いがはっきり出たりします。
他にも業務の成績は自分の方が良いのに、お気に入りの人の方が人事評価が良いっていうのもよく聞く例なのかなって思います。
こんな感じで気に入っている部下や後輩にだけ優しかったり、甘かったりするいわゆる依怙贔屓(えこひいき)ってやつです。
こういう依怙贔屓って上司に気に入れられている時期は無双感がありますが、自然と周りに敵ができます。
一方で気に入られていない期間は本当にプライドが踏みにじられる思いで耐え難かったりする。
なので、部下側としては巻き込まれないように立ち振る舞うのが一番ベストな気もします。
僕自身、こんな苦い経験はこれまで幾度となく味わってきているので、こういうので悩んでいる人の気持ちはめちゃくちゃわかります。
シンプルに辛いです。
結論としては依怙贔屓はただのダブルスタンダードだからやめた方というのが僕の意見。
こんな上司は理想の上司像からは一番かけ離れているかなと。
じゃあどんな人がいいか?というと「せめて表向きは公平な態度でいてほしい」というもの。
好き嫌いがあるのはわかるけど、せめて表向きは公平な態度でいてほしい
上司の好き嫌いは部下側でもなかなかコントロールが難しかったりします。
上司も人間である以上、好き嫌いがあるのは仕方がない。
ただ、もし部下側からの要望が伝わるなら「表向きぐらいは公平」でいてほしい、と言うのが本音だったりします。
やはり自分の取り巻く環境下で依怙贔屓があるのは見ていて気持ちのいいものではありません。
それに表向きぐらいは公平にしてくれるってだけで部下としては安心して業務に取り組めたりします。
職場環境を整えるって意味でも「公平な態度」って言うのは現代の上司や先輩には当たり前に身に付けておいてほしい作法かなと。
部下側でやれることはあるか?
上司の依怙贔屓に巻き込まれないようにするために部下側からできることはあるか?と言うところに関しては以前「【上司から好かれる部下】現役サラリーマンが実際にいたら助かる部下、後輩の特徴を実体験からご紹介」という記事を書きました。


これを参考にすればもちろん、人間関係の悩みは減ると思います。
しかしすべての人に当てはまるほど万能でもなかったりします。
それに必要以上に上司から好かれても、結果的に敵を増やすだけな場合もあるのでそこのところは注意したほうがいいかなと。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その10】指示が明確でわかりやすい


10個目は「指示が明確でわかりやすい」です。
昔こんなことがありました。
- 難しい業務のことで行き詰まってた僕。上司に相談すれば「何か解決になるかも」って思って相談したけど、結果的にはなにも指示は出ず、なんの解決にもならなかった。
- 上司から依頼された仕事を終わらせて報告したけど、後日、何の指示もなく無言で返却されてて、どうしていいわからなかった。
誇張でもなくただの実体験です。
こんなことされるとシンプルに「この上司の下で働く意味ってないんじゃないかな」ってなります。
明確な指示で部下を導くことができない上司が信頼されないのなんて当たり前です。
明確な指示が出せない上司はただの能力不足
ただ、そうは言っても部下からの相談や質問に明確でわかりやすく答えるのは割と難しかったりします。
これには質問や相談内容をきちんと理解する読解力や「話す」「聞く」などの基本的なコミュニケーション能力が必要です。
そもそもこんな基本的なことができていないような人が管理職になっていることが問題だったりしますが…。
もしこういった能力不足に心当たりがあるって人はちゃんと対策したほうがいい。
ただの能力不足ってことであればちゃんと本人が努力すれば徐々に改善はしていくものです。
以前「読解力がない人が増えたと言われているけど、僕たちはどうしたらいいのか?【シンプルに疲れる…】」って記事を書いたので参考にしてみてください。


こういった基本的なことができている上司が部下からすると理想像ってことになってくるんでしょう。
【理想の上司像ってどんな人?特徴その11】上司自身も成長している


最後は「上司自身も成長している」です。
やはり常に成長している人ってそれだけで魅力的だったりしますからね。
魅力的な人のところに人は集まります。
魅力的な上司はそれだけで理想像だったりします。
成長は仕事面だけじゃない
成長って聞くと仕事面のことを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、僕の意見としては必ずしも仕事面の成長じゃなくてもいいと思います。
例えば、筋トレをして体が引き締まっているとか、趣味を日頃から楽しんでいるとか。
なにか一つでも打ち込んでいたり、頑張っているだけで部下からしたら「憧れ」になったりします。
僕の感覚ですが、こういった上司への憧れがないと部下はすぐに飛ぶ。
なぜなら「将来自分もこんな風になりたい」って思われなきゃ長くこの会社で勤めようとはならないですからね。
何かに打ち込んだり、頑張ったりするのって結構めんどくさかったりしますが、社会では常に成長している人が求められていたりします。
ドン引きしている暇はない
「成長とか言われても…。今更仕事なんかに打ち込んでもなぁ…。そもそもただでさえ仕事が好きじゃないのに…。それに平日は仕事が忙しくて趣味とかさえやる時間もないし、休日は日々の疲れを癒すために寝るだけだしなぁ…。」
いきなり「成長しよう!」と暑苦しいことを言われてもこんな感じでドン引きしてしまう人って割と多いはず。
確かに忙しいサラリーマンは日々の業務に追われていて、それどころじゃない。
じゃあ「忙しいサラリーマンはどうしたらいいの?」ってなりますが、とりあえず僕から言えることはやりたいって思っていることを言い訳せずにまずはやってみるってことぐらいですね。
やらない言い訳なら2秒で思いつく
大人になり、社会の荒波にも荒れているとやりたいことがあっても、それを押し殺して過ごすっていうのはサラリーマンあるあるだったりします。
- 「お金がない」
- 「時間がない」
- 「やるのは今じゃない」
上記のような言い訳をして、なかなか行動に移せない人がほとんどじゃないかなと。
ただ、こんな2秒で考え付く言い訳なんかしているといつまで経っても変わらない日常が続くだけ。
なので、昔からやりたかったことがある人は言い訳してないでさっさと始めるのがイイ。
とにかくまずは動き始めることが重要。
行動し始めれば、自然と気分も運気も上がってくるし、気分が上がれば雰囲気も明るくなる。
雰囲気が明るくなれば、自ずと部下にも慕われてくるはず。
【理想の上司像はどんな人?】現役サラリーマンが実際にいたら助かる上司、先輩の特徴を実体験からご紹介のまとめ


それでは最後に本日の記事のおさらいをしていきましょう。
【本日の記事おさらい】理想の上司像ってどんな人?特徴11選
- ミスしても許してくれる
- 仕事以外のことでも相談に乗ってくれる
- 困っているのでなんとかしてくれる
- 悪しき風習をなくしてくれる
- たまに厳しいことも言う
- ある程度任せてくれる
- 心に余裕がある
- ちゃんと見てくれている
- 表向きには公平
- 指示が明確でわかりやすい
- 上司自身も成長している
でしたね。
僕の経験上、今回ご紹介した上司の理想像すべてを持ち合わせている人ってほぼいないかなって思っています。
もし、すべてを持ち合わせている上司に巡り合えたらなものすごく強運じゃないかなと。
どれか一つでもこんな特徴のある上司がいるならラッキーぐらいに思っていただけたら嬉しいです。
また部下を持つサラリーマンの人たちは少しでもこういった理想像に近づけるように僕と一緒に頑張っていきましょう。
管理職が辛いって人はこちらの記事も参考に
今回の記事を読んでいる人の中には「管理職ってつらいんだよねぇ…」って日々感じている人も中にはいるはず。
そんな人はこちらの記事を参考にしてみてください。


上司から好かれたいって人はこちらの記事を参考に
今回の記事を読んでいる人の中には「上司から全く好かれなくて困っているんだよねぇ」って人も中にはいるはず。
そんな人はこちらの「【上司から好かれる部下】現役サラリーマンが実際にいたら助かる部下、後輩の特徴を実体験からご紹介」という記事参考にしてみてください。

